
メッツの千賀滉大投手は31日(日本時間6月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発登板。6回1/3を投げて2安打7奪三振2四球2失点の好投で、今季6勝目を挙げた。
規定投球回に達し、防御率1.60でナ・リーグ首位に立った32歳右腕に対し、地元メディアも賛辞を贈っている。
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■山本との1点台での争いが続く
今季11度目の先発となった千賀は初回、エセキエル・トーバー内野手に左翼スタンドへ3号ソロを打たれたものの、その後は三振の山を築く。味方打線の援護にも助けられた千賀は7回途中まで92球を投げ、2安打7奪三振2失点とエースの役割を果たした。
6勝目を挙げた千賀は今季の投球イニングを62回に伸ばし、規定投球回に到達。ドジャースの山本由伸投手の1.97を上回る1.60でナ・リーグ防御率争いでトップに浮上した。
ニューヨークの地元メディア『SNY』も「メッツのエース、コウダイ・センガは5月のナ・リーグ最優秀防御率の争いにも動じない」と題した記事のなかで、開幕から好調を維持する右腕について言及している。
記事内では昨季故障のためシーズン1試合の登板に終わった千賀について、「メッツは昨年10月に、完璧な健康体のコウダイ・センガを起用する幸運に恵まれなかった」と嘆きつつも、「重要なのは、センガという貴重な存在が今いることであり、彼のマウンドでの圧倒的な存在感はリーグ全体でも称賛されるに値する」と復活を遂げた右腕の働きを称えている。
また、記事内では7月に行われるオールスターゲームへの出場についても関心が寄せられており、「オールスターでどのエースが先発するかはまだ断言できないが、その候補リストに間違いなくセンガの名前はある」と、ルーキーイヤーの2023年以来2度目の球宴選出についても期待が高まっている。
怪我に泣かされたメジャー2年目の苦境を乗り越えて、メッツの中心選手として活躍を続ける2025年の千賀。山本との防御率争いにも期待が高まるなか、復活を遂げた32歳右腕がこの輝きを維持できるのか。
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Kodai Senga’s combined ERA between 2023 & 2025 (taking out the one start that was 2024): 2.60
He has 261 strikeouts in 228.1 innings in that stretch
That is an acepic.twitter.com/DQFJfwP1vh
— Joe DeMayo (@PSLToFlushing) May 31, 2025