
MLB公式サイトは2日(日本時間3日)、「各チームに利益をもたらす1つの迅速な解決策」と題した記事を掲載。各球団の担当記者が、自チームに好影響をもたらすであろう変化について言及している。
ア・リーグ西地区で4位からの上昇を狙うのがエンゼルスで、球団生え抜きのスターの復活について現地記者が意見を述べている。
◆【実際の映像】完全復活へトラウトが放った衝撃弾 敵地も騒然のグリーモンスター越えの138メートル10号
■グリーンモンスター越えの一打
エンゼルスは開幕から浮き沈みの激しいシーズンを過ごしており、5月には8連勝を飾った直後に5連敗を喫するなど、ここまでア・リーグ西地区4位に位置している。
そんなチームのキーマンにレット・ボリンジャー記者が指名したのがマイク・トラウト外野手で、MVPに過去3度輝いた33歳だが、ここ数シーズンは故障離脱を繰り返している。今季も左膝の骨挫傷により4月30日(同5月1日)に故障者リスト(IL)入りし、1カ月ほど戦列から離れた。
記事内では、「スーパースターのマイク・トラウトは、(過去に)手術歴のある左膝の骨挫傷の怪我から金曜日に復帰。マイナーリーグの投手陣と対戦し、走塁も問題なくこなした」と順調なステップを踏み戻ってきたとし、開幕から29試合で打率.179、9本塁打を記録していたなか、「33歳のトラウトはパワー面での実績はあったが、打率の向上と安定したコンタクトの確保を目指している。もし彼がこの調子でいけば、打線にとって大きな力となるだろう」と期待を込めている。
なお、トラウトは2日(同3日)のレッドソックス戦に「5番DH」で先発し、初回の第1打席にフェンウェイ・パークのグリーンモンスターを越える10号を放つなど、早速存在感を示している。エンゼルス生え抜きのスターがチーム上昇の起爆剤となれるのかは注目が集まる。
◆【実際の映像】完全復活へトラウトが放った衝撃弾 敵地も騒然のグリーモンスター越えの138メートル10号
◆33歳トラウトの“完全復活”は可能か、8年前から衰えぬ「スプリントスピード」を検証 レンドン長期離脱で注がれる厳しい視線
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Mike Trout demolished this ball 454 feet! 😳 pic.twitter.com/7BxrB0gp4L
— MLB (@MLB) June 2, 2025