
卓球女子の平野美宇(木下グループ)は3日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、深圳大学の一員として中国超級リーグへ参戦することを発表した。トップ選手も在籍する強豪チームでのプレーに母国メディアも関心を寄せている。
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■世界卓球終了後に挑戦を決断
平野は3日に「深圳大学チームから参加できる事、とても嬉しく思います 頑張ります」と投稿し、中国超級リーグへ参加することを発表。カタールでの「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」を戦ったあと、活動ペースを落とすことを示唆していたなか、世界最高峰である中国でのプレーを選択した。
平野が参戦する深圳大学には世界ランキング1位で、世界卓球のシングルスで連覇を果たした孫穎莎が在籍しており、同じ2000年生まれで国際大会でもしのぎを削ってきた両者の共闘には注目が集まっている。
母国メディアの『捜狐』は4日に掲載した記事のなかで、「卓球スーパーリーグでは今回10人の外国人選手を招集するが、孫穎莎とタッグを組むのは日本の天才、平野美宇だ」と両者の関係性に焦点を当てており、「平野美宇は、長年中国チームのライバルとして戦ってきた孫穎莎と同じチームになることで、多くのことが学べると感じている」と記している。
深圳大学のライバルである山東魯能からは、世界ランキング2位の王曼昱や同3位の陳幸同といったトップ選手が参戦予定となるなか、「孫穎莎が平野美宇を引き連れて優勝を争うことになる」と期待を寄せる。中国挑戦を決めた平野と世界女王のタッグ形成には注目が集まる。
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