
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者が5日(日本時間6日)、野球界における1週間(現地時間5月30日〜6月5日)の衝撃的なニュース10選を紹介。
そのなかで、ドジャースの大谷翔平投手に関連するニュースが3つ選出された。大谷の1週間(現地時間5月30日〜6月5日)の成績は3本塁打を含む29打数9安打4打点だった。
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■明日からの“侍ジャパン対決”にも注目
1つ目に選出されたのは、5月30日(日本時間31日)のアーロン・ジャッジ外野手とのアーチ競演だ。昨季のワールドシリーズ以来となるマッチアップとして注目を集めたヤンキース戦の第1戦。初回表にジャッジ19号、大谷21号が飛び出した。
米データ会社『エリアス・スポーツ・ビューロー』によると現役MVP選手2人が同一試合でアーチを放ったのは、プレーオフを含めて2003年6月20日(同21日)のバリー・ボンズ氏とミゲル・テハダ氏に続いて2度目のこと。同一イニングでの本塁打は今回が初だという。この一発をラングス記者は「MVP級のホームラン」と評している。
続いて、5月31日(日本時間6月1日)のヤンキース戦でドジャースが“16点差”を付けて18ー2で圧勝した試合が選出された。この日は指揮官のデーブ・ロバーツ監督の53歳の誕生日。『エリアス・スポーツ・ビューロー』によると、監督の誕生日にチームが勝利した試合の中で、2番目の大勝だという。なお、歴代1位は1886年8月15日(同16日)のチャールズ・コミスキー監督(当時、ホワイトソックス)の19点差勝利だった。また、この日2得点に絡んだ大谷は、タグアウトで珍しく“昼寝”する姿も見せネット上で話題となった。
3つ目に選ばれたのが、大谷の23号アーチだ。大谷は球団60試合目で通算23本塁打に到達。1番打者として60試合で放った本塁打数では球団創設後最多を更新、60試合でのドジャース史上最多アーチ記録タイに名を連ねる歴史的な一発となった。
着々と歴史を刻み続ける大谷。ドジャースは明日からラーズ・ヌートバー外野手が所属するカージナルス、ダルビッシュ有投手、松井裕樹投手を擁するパドレスとの3連戦が続くなど“侍ジャパン対決”も期待される。今後の大谷の動向にも注目したい。
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