
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が5日(日本時間6日)、米ポッドキャスト番組に出演。ゲストにカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手を招き、先頭打者としての役割や同僚・大谷翔平投手について語った。
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■「自分のスタイルを知ることが大事」
ベッツは同日、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』で自身が司会を務めるポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に出演。
「ショウヘイのリードオフって特別だよな」と話を切り出すと、カージナルスで先頭打者を務めるヌートバーは「本当にそうだよ。クリーブランドでの試合かな、初球の97マイルを150メートルくらい飛ばしてたよね。俺にはあんなの無理だから」と応じ、ベッツは爆笑。
ヌートバーは、「ショウヘイみたいなリードオフは彼にしかできない。自分のスタイルを知ることが大事だよね」と話し、ベッツは「難しいよね。自分もリードオフとして育ってきたから、投球を見極めて試合に入っていくスタイルが染み付いてる。でも、ショウヘイにはできるだけスイングしてほしいな。歩かされても仕方ないけれど、彼には打ってほしいんだ」と明かした。
■独自のスタイルで結果を残す大谷翔平
ベッツが「俺たちが育ってきた時代って、リードオフは投球を見て、自分の打席で試合に入っていった。今は投手が80球90球投げたら、次のリリーフが100マイル投げてくる時代だろう。積極的にスイングした方が良いのかなって思うけれど、自分はどっちつかずになっちゃう」とジレンマを話すと、ヌートバーは「リトルリーグ時代でも投球カウントがあったから、投手の球数をできるだけ増やそうとしていたね」と同意。
独自のスタイルで結果を残す大谷を目の当たりにし、先頭打者の在り方について考えを巡らせている様子だった。
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