
第75回安田記念(GI、芝1600m)が行われる東京競馬場の馬場情報が8日、JRAより発表された。東京は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「9.5/標準」、芝の含水率はゴール前14.4%、4コーナー15.0%と計測された。
◆【安田記念2025予想】大口投票パトロール ブレイディヴェーグに単勝「220万円」 混戦模様のマイル王決定戦は伏兵にも高額あり
■上がり3F最速馬に警戒
土曜東京芝のクッション値は「9.2」。日本ダービー週の金曜が「7.9」、土曜が「8.9」だったことを考えると、今週は良好な馬場コンディションで週末を迎えた。
先週からCコース替わりとなった東京芝。引き続き、土曜もイン前の逃げ・先行が上位を賑わせたが、差し・追込も食い込んでくるシーンはあった。東京芝1400mの土曜東京10R・由比ヶ浜特別は前が粘るところを、中団待機のアームテイルが上がり3F33秒3の末脚で差し切りVを決めている。
このレースは勝ち時計1分21秒0と標準だが、同日東京7R・3歳未勝利は芝1600m1分33秒5の好時計。ここも前が粘り込む中、直線外へ持ち出したキューティリップがゴール寸前で差し切っており、決め手のある馬が台頭している。
高速決着で末脚勝負のイメージにドンピシャなのは、昨秋の府中牝馬Sで東京芝1800m1分44秒7を上がり32秒8で突き抜けたブレイディヴェーグ、1分32秒6の高速決着となった前走・東京新聞杯を4角12番手から上がり3F33秒2で差し切ったウォーターリヒト。
また、芝1400m以下の実績だが、上がり32秒台の鬼脚を持つレッドモンレーヴ、芝1800mでも好位から上がり33秒台を使えるシックスペンスと、マイル路線以外からの参戦組でも決め手がある馬には警戒したい。
25年(安田記念当日)
┗ゴール前=芝14.4%|ダ3.2%┗4コーナー=芝15.0%|ダ3.1%芝のクッション値=9.5[標準]
24年(ロマンチックウォリアー)
含水率┗ゴール前=芝17.5%|ダ12.8%┗4コーナー=芝19.5%|ダ12.8%芝のクッション値=8.8[標準]
23年(ソングライン)
含水率┗ゴール前=芝17.5%|ダ11.6%┗4コーナー=芝17.8%|ダ12.1%芝のクッション値=8.7[標準]
◆【安田記念2025予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ オークス&ダービー連勝!3週連続1着指名なるか
◆【安田記念2025予想/追い切り診断】想定“10人気以下”に最高評価「S」 熱のこもった調整過程、ガス抜き完了で「心身ともに研ぎ澄まされた」
◆【安田記念2025予想/穴馬アナライズ】負かした相手が「穴人気」なら妙味たっぷり 単勝“10人気以下”想定の爆穴に漂う一発の気配