米スポーツ専門局の『ESPN』は9日（日本時間10日）、「2025年のMLBオールスターのロースター投票、最大の議論」と題した記事を公開。7月15日（同16日）にブレーブスの本拠地トゥルーイストパークで行われるオールスターの先発、ベンチ入りメンバーを予想している。
注目されるのがドジャースの大谷翔平投手をはじめとした日本選手のメンバー入り。タイトル争いを繰り広げる選手も多いなか、候補に挙がる選手たちが選ばれるかはポイントとなる。
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■千賀はメジャー1年目の2023年に選出
『ESPN』の記事内でナ・リーグのDH部門に先発として名を連ねたのが大谷。選出されればエンゼルスに所属した2021年から23年までを含む、5年連続の球宴行きとなるなか、「オオタニは盗塁こそ少ないものの、2024年と同じレベルの攻撃力を発揮している」と23本塁打を放ち、ナ・リーグ本塁打王争いをけん引するスターの出場に太鼓判を押す。
また、ナ・リーグの控えDHの候補に挙がるのがカブスでキャリアハイのシーズンを送る鈴木誠也外野手で、同メディアはフィリーズのカイル・シュワーバー外野手、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手と3つ巴の状況にいると予想。「やや優れている」としてシュワーバーが入ったなか、打点王争いを繰り広げる鈴木も可能性を残す。
また、投手では防御率争いを繰り広げる2人が名を連ねており、ベンチ入りメンバーにドジャースの山本由伸投手、メッツの千賀滉大投手がそれぞれ候補として選出。山本は選ばれれば2年目にして自身初、千賀はメジャー1年目の2023年に続くオールスター選出となるだけに、同リーグでしのぎを削る右腕の活躍には期待が集まる。
なお、昨年は大谷に加えて、カブス1年目にセンセーショナルな活躍を見せた今永昇太投手が出場した。2025年のスターが集う祭典に、躍動を見せる日本選手が複数名を連ねるかは注目となる。
ドジャース・大谷翔平、カブス・今永昇太（C）Getty Images
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