
卓球女子の平野美宇(木下グループ)は11日、中国超級リーグの深圳大学の一員として華東理工戦に出場。第1マッチのダブルス、第3マッチのシングルスでそれぞれ白星を挙げ、ゲームカウント3-1の勝利に貢献した。
第1ステージ全勝での首位キープに貢献した25歳が、試合後に中国挑戦を振り返っている。
◆【実際の映像】平野美宇、好プレー連発に試合後はチームメイトと笑顔 「この卓球旅行は幸せなもの」と振り返った中国超級リーグでの戦い
■第1ステージ連勝で無敗維持
平野は9日の上海龍騰戦に続いて21歳のサウスポー蒯曼とダブルスを結成し、張翔宇、王暁彤ペアと対峙し3-0で勝利。3番手のシングルスでも2点起用されると、王暁彤を3-1で下した。第1ステージ無敗での首位キープに貢献した。
中国メディア『捜狐』は「深圳大学における“世界王者ペア”の蒯曼と平野美宇が第1マッチでリードを奪った」とダブルスでの勝利に触れ、シングルスにあたっては、「日本の世界王者、平野美宇はランキングやこれまでの成績で王暁彤より優れていたものの、最近は体調がすぐれず、これまでシングルスの試合に出場したことがなかった」と言及。
シングルス初出場となった試合について、「第4ゲームでは遅れをとったものの、3つのポイントをセーブして巻き返し最終的に3-1で勝利した」と振り返り、その後のチームの勝利にも繋がったと記している。
なお、平野は自身のインスタグラムを更新し、試合の様子を伝えるとともに「この卓球旅行はとても幸せでした」と中国語で振り返っている。第2ラウンドは7月下旬に予定されているが、再度の中国挑戦にも注目が集まる。
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