
ドジャースの佐々木朗希投手に関して、米メディアが12日(日本時間13日)、一斉に最新情報を提供した。現在、「右肩のインピンジメント症候群」により負傷者リスト(IL)入りしている佐々木だが、復帰の目途は立っていないようだ。
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■軽いキャッチボールに終始
米地元メディア『ドジャース・ネーション』が「ドジャースのロウキ・ササキ、痛みはないが進展も見られず」と題して記事を公開すれば、米老舗誌『スポーツ・イラストレイテッド』も「最新情報によると、ササキの復帰はまだ先になりそう」とのタイトルで記事を掲載した。
佐々木は「右肩のインピンジメント症候群」で5月13日(同14日)にIL入り。すでに1カ月経過しているが、取材に応じたマーク・プライアー投手コーチによると「ロウキに関しては、特に報告することはない」という。
「まだ軽いキャッチボールだけで、それ以外のメニューはほとんど行っていない。痛みはないようだが、次の段階に進み、高い強度で投げられる状態には至っていない。今はただ、軽くキャッチボールをして、肩を動かす程度。本格的に投げ込んでいるわけではない」と説明した。
■自信を持って投げられない
その上で今後については「とにかく、彼が自信を持ってボールを投げられる状態になるまで、練習を重ねていくしかないと思う」とし、辛抱強く待つ方針を明かした。
佐々木が好転の兆しを見せない一方、ともにIL入りしているタイラー・グラスノー投手やブレイク・スネル投手というエース格が、ここに来て相次ぎブルペンでの投球練習を再開している。
復帰に関するタイムラインが完全白紙となっている佐々木。強度の高い練習に耐えられるまで回復することが、先発ローテーション返り咲きへの第一歩となる。
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