
22日に阪神競馬場で行われる第1回しらさぎS(GIII、阪神芝1600m)には、昨年のオークス・秋華賞勝ち馬チェルヴィニア、セントライト記念など重賞3勝のレーベンスティールらが出走予定。
ここでは、同時期に阪神芝1600mで施行されていた米子Sの過去10年データを参照のうえ、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■新設重賞で重視すべき“格”
米子Sを過去10年データを参照したところ、そのローテーションはバラエティ豊か。そのなかで好走率の観点で捉えたとき、ヴィクトリアマイルやオークス、高松宮記念といった前走GI組が上位に浮上する。新設重賞のしらさぎSはGIIIだが、その傾向は継続されるだろうか。
出走予定馬で前走GI組はチェルヴィニア。年明け以降はやや精彩を欠いているものの、格落ちのメンバーなら当然軽くは扱えない1頭だ。
・安土城S【1.2.2.18】・谷川岳S【1.1.1.12】・六甲S【1.1.1.6】・ヴィクトリアマイル【1.1.0.0】・錦S【1.0.2.1】・マイラーズC【1.0.0.7】・オークス【1.0.0.1】・東京新聞杯【1.0.0.0】・須磨特別【1.0.0.0】・障害未勝利【1.0.0.0】・ダービー卿CT【0.2.0.4】・メイS【0.1.1.7】・洛陽S【0.1.1.2】・高松宮記念【0.1.0.0】・都大路S【0.0.1.7】・福島牝馬S【0.0.1.1】
シンプルなところでは、前走勝利から臨んだ馬は【3.0.2.5】馬券内率50%。近走の勢いがそのまま結果となって表れる傾向がうかがえる。該当馬のシヴァース、ダイシンヤマト、ラケマーダはGI馬斬りの可能性を秘めた伏兵として要警戒。
■レーベンスティールは「0.0.0.12」のローテが鬼門に
惨敗を喫したAJCC以来のレースとなるレーベンスティールは、今回が自身初のマイル戦。距離に関してはやってみないと分からない部分があるが、米子Sの過去10年参照時において“前走が1月以前”だった馬は【0.0.0.12】。決してプラスとは言えず、実績を加味しても積極的には狙いにくい。
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