ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地ドジャースタジアムでのパドレス戦に「1番投手兼DH」で先発出場。同地区ライバルとの一戦で二刀流復帰、1回28球を投げて、2安打1失点で降板。最速100.2マイル（約161.2キロ）を記録するなど、順調な仕上がりを見せた。
◆【実際の動画】大谷翔平、二刀流復活の全28球ハイライト！衰えを全く見せない剛速球を披露！
■力強い投球で復活アピール
663日ぶりに公式戦のマウンドに帰ってきた大谷は初回、先頭のフェルナンド・タティスJr.外野手に、フルカウントから詰まった当たりの右前打を許し、ルイス・アラエス内野手の初球にワイルドピッチ。中前打でピンチを背負うと、3番マニー・マチャド内野手に犠飛を打たれて失点を喫した。
しかし、続くギャビン・シーツ外野手を二ゴロ、ザンダー・ボガーツ内野手を三ゴロに仕留めて乗り切ると、この回でマウンド降板。最速はフォーシームが100.2マイル（約161.2キロ）を記録するなど、上々のパフォーマンス。力強い投球で満員の地元ファンを魅了した。
米メディア『ドジャース・ネーション』は、「今日はショウヘイ・オオタニとドジャースにとって、素晴らしい新たな章の始まりに過ぎない。スポーツ界で彼が成し遂げようとしていることに匹敵する人物は他にいません。皆さん、この瞬間を大切にしてください」と投稿。二刀流復活へ大きく前進した大谷に賛辞を贈っていた。
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