ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地ドジャースタジアムでのパドレス戦に「1番投手兼DH」で先発出場。同地区ライバルとの一戦で二刀流復帰、1回28球を投げて、2安打1失点で降板。最速100.2マイル（約161.2キロ）を記録するなど力強いパフォーマンスを見せた。
マックス・マンシー内野手は、大谷の二刀流を同僚として初めて目の当たりにし「打って投げるって本当にすごい」と驚いた様子を見せた。
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■「本当こいつ凄いなって」
663日ぶりに公式戦のマウンドに帰ってきた大谷は初回に2本の安打を許し、マニー・マチャド内野手に犠飛を打たれて先制点を許したものの、後続を切って1失点で降板。二刀流復帰戦は、1回28球を投げて2安打1失点。最速はフォーシームが100.2マイル（約161.2キロ）を計測するなど、力強いパフォーマンスを見せた。
試合後にメディアの取材に応じたマンシーは、「俺たち全員にとって、彼がマウンドに立つ姿を見られたのは本当にクールな瞬間だった。投球内容も迫力あったね。打って投げるって……本当こいつ凄いなって改めて思ったよ。彼は1回で25球から30球投げて、水も飲まずにヘルメット被ってすぐ打席に立ったんだ」と話し、二刀流の慌ただしさにも驚いた様子だった。
大谷はこの試合、1回28球を投げて降板後も打席に立ち、2本の適時打を放って打者としても活躍。本格的なローテーション復帰に向けて、大きな前進となる登板だった。
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