
ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地ドジャースタジアムでのナショナルズ戦に出場予定。相手先発は、メジャー3年目のジェイク・アービン投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、過去の対戦成績などを振り返る。
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■通算成績は8打数4安打1四球と好相性
相手先発は、28歳の右腕アービン。2023年にメジャーデビューした遅咲き右腕は、昨季33試合に先発し10勝14敗、防御率4.41の成績。自身初の2桁勝利を挙げた。今季は15先発で5勝3敗、防御率4.23。リリースポイントがプレートから平均7.1フィート(約2.16メートル)と打者寄りで、メジャーでも屈指の球持ちの良さが特徴だ。
今季は投球割合の34.4%がカーブで最も多く、次いで31.0%のフォーシーム。右打者にはシンカー、左打者にはチェンジアップも駆使し、カットボールやスライダーも交えて打ち取る技巧派タイプ。空振りを奪うケースは少なく、15登板で14被弾と本塁打も浴びやすい。
大谷はアービンと通算9打席対戦し、8打数4安打1四球の打率.500と好相性。前回4月9日(同10日)の対戦では、低めのチェンジアップを捉え右前打を放っている。投じられた5球種のうち4球種で安打を記録しており、本塁打にも期待が高まる。7試合ぶり26号アーチでチームの連勝に貢献できるか。
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■試合情報
ドジャースvs.ナショナルズ試合開始:日本時間6月22日(日)11時10分中継情報:NHKBS1、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports4