
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。第1打席で2戦連発となる27号2ランを放った。これで日本ハム時代と合わせ、日米通算300号の大台に到達。左翼スタンドで、この記念球を好捕した地元女子大生にも注目が集まっている。
◆【実際の映像】大谷翔平、“日米通算300号”の節目の一発……捕球した女子大生は大喜びでド軍ファンともハイタッチ!
■ファーストミットでナイスキャッチ
6回無死一塁で迎えた大谷の第4打席。相手2番手ライアン・ロリソン投手のフォーシームを捉えると、打球は弾丸ライナーで逆方向へ。角度27度、速度101.6マイル(約163.5キロ)、飛距離373フィート(約113.7メートル)を記録し、左翼席へ飛び込む27号2ランとなった。
そして、大谷の記念すべき日米通算300号をスタンドでダイレクトキャッチした女性も脚光を浴びた。中継映像ではロッキーズのTシャツを着て、ファーストミットで捕球するシーンが映し出され、喜びのあまり飛び跳ねるシーンがクローズアップされた。
すると、試合を中継した『NHK BS』は、「(彼女は)ソフトボール部に所属する地元の大学生。左投げ左打ちで、大谷翔平選手のバッティングフォームを参考にして、今年はホームランを30本打っているそうです」と現地から得た情報を紹介。解説の岩村明憲氏も捕球する姿を見て、「経験者ですね」とうなずいていた。
■スカウトや分析の仕事にも興味津々
その後、各メディアも追随。女性が地元在住で、コロラド州のアダムズ州立大に通うエミリー・サバジョさんだと伝えた。
アダムズ州立大ソフトボール部のHPによると、サバジョさんは筋金入りの地元ロッキーズファン。両親がクアーズ・フィールドのシーズンチケットを持っており、彼女自身は8歳になるまでに400試合以上は観戦に訪れたという。
そして今回、スタンドで見事な捕球を見せたが、それもそのはず、リーグ戦での守備力が認められ、所属連盟からゴールデングラブ賞を授与されている名手だった。
同HPは大学卒業後の進路についても記載。指導者の道を歩むか、メジャー球団でスカウトや分析の仕事に就くことを考えており、ゆくゆくは「メジャーリーグのGMになることを夢見ている」と記している。
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Home run No. 27 on the season for Shohei Ohtani! pic.twitter.com/BfHgSJseyH
— MLB (@MLB) June 25, 2025