総合格闘家の鈴木千裕が25日、自身のYouTubeチャンネルを更新。5月4日に東京ドームで行われた「RIZIN男祭り」の反省動画で朝倉未来戦を振り返った。
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■環境、チームワーク、作戦の差で負けたと反省
鈴木は練習仲間であり、同大会でジャパン・トップ・チーム（JTT）所属の秋元強真に敗れた高木凌とともに東京ドームでの試合を回想。対戦後に感じた“反省点”を語った。
鈴木は「知らない技が多いよね、キャリア重ねてるけど」とスキル面での課題を口にし、「気合いじゃ埋められない。（気合いだけでは）もう限界」だと、トップを争うために練習環境を改善する必要があると語った。
朝倉と実際に対峙して「作戦が綿密。確実に勝ちに行く、アメリカンスタイルを感じた」とした鈴木は、「バトン繋ぎも良かった」とJTTのチームワークにも太鼓判。海外の名コーチや柔術の専門家などサポート体制が充実した練習環境などにも差を感じたとし、自身らの環境にもそれらを取り入れていきたいとした。
■1999年生まれ2人で環境づくりを決意
また、鈴木と高木は試合を通して、もっと互いに協力し合えば良かったとの反省も吐露。今後はさらに結束を強めて、互いの人脈や知識を共有し合い、毎日練習ができて、人数が集まる練習環境を整えていこうと誓った。
高木は6月1日から1ヵ月間、JTTでレスリングコーチを務めたビリー・ビゲロウ氏（米国）の元で修行を積んでいる。渡米前の高木は「UFCファイターの練習メニューを見て、持ち帰って、千裕のジムでみんなに共有する」と語ると、鈴木は「俺は凌が行ってる間に、持って持って帰ってきた知恵を最大限使える場所を作っておく」とさっそく協力体制を組んだ。
日本一の環境を整えて、朝倉、秋元にリベンジしたいと語った両者。引退した時には「凌と俺（鈴木）のところ来たら強くなるよ、と言われたい」と未来の格闘家のためにも環境づくりに注力したいとした。
RIZINで活躍する1999年生まれの2人が、今後どのような環境を作り上げ、どのような成長と活躍を見せるのか。再起戦の行方にも期待が高まる。
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