
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席に今季29号アーチを放った。
MLB公式のサラ・ラングス記者は、大谷が塗り替え続ける本塁打記録を紹介。二刀流ならではのユニークな数字にも注目した。
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■現代では二刀流のみ到達可能な快挙も……
初回の第1打席。先頭打者の大谷は、相手先発ノア・キャメロン投手の真ん中チェンジアップを鮮やかに右中間スタンドへ。角度35度、速度110.4マイル(約177.6キロ)、飛距離429フィート(約130.7メートル)の大飛球は2試合連続の29号アーチとなった。
ラングス記者は自身のXで、大谷の本塁打に関するいくつかの記録を投稿。開幕からチーム83試合目での「ドジャースの球団本塁打記録」「先頭打者のメジャー本塁打記録」どちらも歴代トップを走っていると紹介した。
さらに、「1933年の初開催以降、オールスター休み前で少なくとも1試合に先発登板をした選手の本塁打数」でも上位につけていると伝えた。過去トップは2021年の大谷で33本、今季の29本は3位にランクイン。5位までに名前があるのは大谷のみで、6位にロッキーズなどで活躍した左腕マイク・ハンプトンの6本。両リーグがDH制となり、もはや二刀流しか達成できない前人未到の記録に賛辞を贈っていた。
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