【MLB】5回7失点でも……菅野智之が今季6勝目 オ軍打線が22得点の記録的援護 同僚も驚き「何が起きるかなんて予測できない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】5回7失点でも……菅野智之が今季6勝目 オ軍打線が22得点の記録的援護 同僚も驚き「何が起きるかなんて予測できない」

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【MLB】5回7失点でも……菅野智之が今季6勝目 オ軍打線が22得点の記録的援護 同僚も驚き「何が起きるかなんて予測できない」
【MLB】5回7失点でも……菅野智之が今季6勝目 オ軍打線が22得点の記録的援護 同僚も驚き「何が起きるかなんて予測できない」 全 1 枚 拡大写真

オリオールズ菅野智之投手が27日(日本時間28日)、本拠でのレイズ戦に先発登板。5回を投げてメジャー自己ワーストの7失点を喫したが、チームは22点を挙げる猛攻で逆転勝ち。菅野に今季6勝目が転がりこんだ。

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■1イニングで3発浴びる

初回はレイズ打線を3者凡退に退け、順調な立ち上がりを見せた菅野。しかし、2回に悪夢が待っていた。まずは、先頭の4番ジョナサン・アランダ内野手にソロアーチを被弾。次打者は中飛に打ち取ったものの、6番ジョシュア・ロー外野手にも右翼席へ運ばれ2点目を献上した。

さらに、2死二塁から中前適時打を許し、これで3失点。後続にも安打を浴びて2死一、二塁のピンチを背負うと、2番ブランドン・ロー内野手にフルカウントから3ラン本塁打を浴びて、あっという間に6点を失った。

続く3回は3者凡退で切り抜け、立ち直る気配を見せた菅野だったが、4回にも3連打を許して1失点。5回は無失点に抑えて、ここで降板。結局この日は、5回86球を投げて9安打7失点と大乱調。3本塁打や適時打は、いずれもカットボールやカーブなど甘く入った“曲がり球”を打たれたものだった。

■コーチの助言で修正

試合は2回表を終わって0-6となり、完全な負け試合。しかし、オリオールズがここから猛反撃に転じた。2回裏に4点を返すと、3回と5回にも加点して8-7とついに逆転。その後も攻撃の手を緩めず、8回には一挙7点を奪う猛攻を披露。終わってみれば、チーム史上2位タイとなる大量22点(1位は23点)をマークし、22-8で圧勝した。

打線に救われた菅野は試合後、「キャリアを通して、あんなふうに打ち込まれて勝ち投手になったのは初めてだと思う。本当に初めての経験で、とてもうれしい」と振り返った。自身の投球については「今日を含めてここ数回の登板では、体にかなり力が入っていたと思う。ただ、今日は3回から修正することができた。フレンチー(ドリュー・フレンチ投手コーチ)から、上半身の力を少し抜いた方がいいと、すごくいいアドバイスをもらって、それがすごく助けになった」と感謝した。

米データ会社『エリアス・スポーツ・ビューロー』によると、この日のオリオールズは「6点差をつけられていた試合で、最終的に14点以上の差をつけて勝利した史上初のチームになった」と伝えた。

うれしいメジャー初アーチを放った23歳の有望株コビー・メヨ内野手は試合後、「今回こんな記録的なゲームで初本塁打が生まれたというのは、人生が本当にクレイジーで予測不可能だってことを物語っているよ。何が起こるかなんて誰にも予測できないんだ」と笑った。

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