ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に二刀流で出場予定。相手先発は、メジャー10年目のセス・ルーゴ投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、過去の対戦成績などを振り返る。
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■通算成績は6打数無安打と苦手に
相手先発は、35歳のベテラン右腕ルーゴ。2016年にメッツでメジャーデビューを果たすと、主に救援投手として通算348登板。昨季からロイヤルズに加入し、先発として初の二桁勝利16勝をマークした。リーグ2位の206回2／3イニングとフル回転し、同10位の181奪三振。規定投球回にも初めて到達した。
フォーシームの球速は91.9マイル（約147.8キロ）と平均を下回るものの、カーブやシンカー、カットボールなど計10球種を操り打者を翻弄する。昨季の四球率5.7％はメジャーでも上位14％に位置する少なさで、制球力が武器。熟練の投球術で躍進した遅咲きの投手だ。
大谷はルーゴと通算6打席対戦し、6打数無安打。インプレーの平均打球角度はマイナス13度で、ゴロを打たされ封じ込められている。対戦全26球のうち13球がカーブ、7球がフォーシームで2球種のコンビネーションに苦戦。今季3度目のマウンドに立つ自身を援護する、3試合連発の29号アーチなるか。
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■試合情報
ドジャースvs.ロイヤルズ試合開始：日本時間6月29日（日）5時10分中継情報：NHKBS1、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports3
