
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に「1番投手兼DH」で先発。2回27球を投げ、1安打1四球1奪三振で無失点の投球を見せた。
投手復帰後の登板で自身メジャー最速を更新した大谷の投球に識者が驚愕の声を挙げている。
◆【実際の映像】大谷翔平、メジャー自己最速更新にマニアも歓喜「野球界最高の才能」バーランダー氏も唸った163.7キロの速球
■復帰後初めて2回投げ切る
大谷は投手復帰後3度目のマウンドとなったなか、1番のジョナサン・インディア内野手に100.1マイル(約161.1キロ)を披露するなど快調な出足を見せる。
そして、走者を一、二塁に背負った4番ビニー・パスカンティーノ内野手の打席で3球目に101.7マイル(約163.7キロ)の速球で詰まらせ、ダブルプレーに打ち取りピンチを脱した。そのまま2回のマウンドにも上がり、2回27球を投げて無失点で3度目の登板を終えた。
大谷のパスカンティーノに投じた1球はエンゼルス時代の2022年9月10日のアストロズ戦で記録した101.4マイル(約163.2キロ)でメジャーでは自己最速。3年ぶりに記録を塗り替えることになった。
大谷のこの一球に現地の専門家も興奮を隠せない。大谷マニアとして知られるアナリストのベン・バーランダー氏は自身のXで「ショウヘイ・オオタニが時速102マイルを記録。ハハハ、まさに野球界最高の才能だ」と絶賛。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者も大谷の投球を取り上げつつ、「この男は29本のホームランも放っている!」と二刀流として結果を残す姿に驚きを見せた。
復帰後では初めて2イニングを投げ切るなどポジティブな内容で3度目の登板を終えた大谷。長期離脱を感じさせない投球で驚きを与えている。
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— Ben Verlander (@BenVerlander) June 28, 2025