
総合格闘技のランキングシステムポータルサイト「Fight Matrix」は30日、29日に開催された「UFC317」の試合結果を反映させた最新の世界ランキングを公開した。
◆「パントージャは隙がない」朝倉海、王座挑戦失敗のカイ・カラ・フランスに“辛辣評価”も共感示す……ティム戦後には対戦希望
■トップ100には日本選手9人
フライ級では、RIZIN2階級制覇王者の堀口恭司が5位で日本勢トップをキープ。
同じくUFCで活躍する平良達郎は7位、朝倉海は14位、鶴屋怜は47位にランクインした。
29日に行われた「UFC317」では、フライ級王者のアレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)がカイ・カラ・フランス(ニュージーランド)とタイトル戦を行い、第3ラウンドにリアネイキドチークを極めて4度目の王座防衛に成功。これにより、パントージャは1位を堅守し、カラ・フランスは6位に後退した。
また、同大会では次期タイトル戦挑戦をかけてブランドン・ロイバル(米国)が23歳のジョシュア・ヴァン(ミャンマー)と対戦。ロイバルはもともとマネル・ケイプ(アンゴラ)と対戦予定だったが、10日にケイプの欠場が発表され、急きょ3月大会で鶴屋に初黒星をつけたUFC4連勝中のヴァンが代打出場した。
試合はヴァンが番狂わせを起こし判定3ー0で勝利。タイトル戦後には“次期挑戦者”としてケージに登場し、パントージャと握手とハグを交わした。この試合を受けて世界ランキングが大幅に変動。ヴァンが13位から3位に上昇し、ロイバルは2位から4位にランクダウンした。
また、RIZINからは、15位に扇久保博正、98位に征矢貴がランクインしている。
■世界フライ級トップ10と、100位以内の日本選手ランキング
1位(-):アレッシャンドリ・パントージャ(UFC)2位(↑1):ブランドン・モレノ(UFC)3位(↑10):ジョシュア・ヴァン(UFC)4位(↓2):ブランドン・ロイバル(UFC)5位(↓1):堀口恭司(RIZIN)6位(↓1):カイ・カラ・フランス(UFC)7位(↓1):平良達郎(UFC)8位(↓1):ムハンマド・モカエフ(UFC)9位(↓1):マネル・ケイプ(UFC)10位(↓1):アミール・アルバジ(UFC)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー14位(-):朝倉海(UFC)15位(-):扇久保博正(RIZIN)
31位(↓2):山北渓人(ONE Championship)47位(↓2):鶴屋怜(UFC)82位(↓1):駒杵嵩大(Black Combat)95位(↓1):関口祐冬(修斗)98位(↓1):征矢貴(RIZIN)
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