
MLB公式サイトは2日(日本時間3日)、「2025年のオールスターの先発メンバーが発表」と題した記事を掲載。15日(日本時間16日)にブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークで行われるMLBオールスターゲームの先発選手について触れている。
今季怪我から復活を果たしたのがブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手で、2023年には満票でナ・リーグMVPにも輝いた27歳のオールスター出場には関心が注がれている。
◆ナ・リーグ最多得票の大谷翔平に続いたドジャース勢 首位打者スミスは「球界屈指の攻撃力」フリーマンも「好調を維持」
■当時エンゼルスの大谷とMVP受賞
アクーニャJr.は2023年に打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁と圧巻の活躍を披露。MLB史上初となる「40本塁打&70盗塁」の偉業を成し遂げて、当時エンゼルスに在籍し、ア・リーグ本塁打王に輝いた大谷翔平投手(ドジャース)とともにMVPを受賞した。
そんなアクーニャJr.だが、2024年5月下旬に左膝の前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、昨年はシーズン早々に戦線離脱。今季は5月23日(同24日)のパドレス戦でおよそ1年ぶりに戦列復帰を果たすと、1日(同2日)終了時点で打率.350、9本塁打、18打点、OPS1.076を記録し、長期離脱の影響を感じさせないカムバックを果たしている。
カブスのピート・クロウ=アームストロング、カイル・タッカーと並んで外野手の一角を占めたアクーニャJr.は、オールスターでの先発が確定。MLB公式サイトでは「35試合に出場し、打率.350、OPS1.076(OPS+199)、9本塁打を記録している」と今季のスタッツに触れ、本拠地のトゥルイスト・パークでの開催に対しても、「今年は地元のファンの前で行われることもあり、特別な試合となるはずだ」と期待を寄せている。
なお、2023年にともにMVPを受賞した大谷とはナ・リーグでは初のタッグ結成が期待されており、昨年史上初の「50-50」を成し遂げた大谷と、2年前に「40-70」を達成した両雄の競演は注目される。はたして、2025年のオールスターで躍動する姿が見られるか。
◆可能性は度外視? 公式が「オールスターゲームで見たい異色の12人」を選出 鈴木誠也、キム・へソンらが名前を連ねる
◆【速報】カーショー、メジャー史上20人目の偉業達成「通算3000奪三振」 左腕では4人目の大記録に
◆ドジャース、不振コンフォートの代役獲得か 米メディアがターゲットと予想したのは4人……最有力は球宴に2度選出された30歳