
シカゴ・ブルズは3日(日本時間4日)、10日(同11日)から20日(同21日)にかけて行われる「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」のメンバーを発表。日本代表の河村勇輝がロスター14名に入り、サマーリーグに出場することが明らかになった。
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■日本史上4人目のNBA選手
河村は昨季プレシーズンを経て、10月にメンフィス・グリズリーズと2Way契約を結んだ。2024-25シーズンはGリーグでは31試合に出場し、平均31.6分の出場で12.7得点、8.4アシストを記録。日本史上4人目のNBAデビューも果たしたなか、トップリーグでは22試合の出場で平均4.2分、1.6得点、0.9アシストの成績でシーズンを終えた。
そんな河村に対して、グリズリーズからはクオリファイングオファー(QO)が提示されずに制限なしの完全FAに。去就が注目を集めていたなか、かつてマイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペン、デニス・ロッドマンらを擁し、6度の優勝を飾ったブルズの一員としてサマーリーグを戦うことになった。
新天地での挑戦に挑む河村に、現地でスポーツ解説者を務めるチャック・スワースキー氏は自身のXで「ユウキ・カワムラは身長173cmで、ブルズのサマーリーグのロスターに名を連ねる驚異的なパス能力を持つ選手」とその能力に太鼓判。また、グリズリーズで共闘したジャ・モラントも「ユウキと12(モラント)の絆は死なない」と反応している。
なお、ブルズの2Way契約の枠は現状3枠のうち2枠が埋まっている状態で、再度の契約獲得を目指す河村は今夏の戦いからアピールを求められることになる。はたして、NBA挑戦2年目を迎える24歳が名門ブルズでどのようなプレーを見せられるか。
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