
ドジャースは3日(日本時間4日)、前日のホワイトソックス戦で負傷交代したマックス・マンシー内野手を左膝骨挫傷で負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。本人が語ったところによると「復帰まで6週間はかかる」という。代わってエステリー・ルイス外野手が傘下3Aオクラホマシティーから今季初昇格した。
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■膝を強打「復帰まで6週間」
マンシーは2日(同3日)の試合で、守備中に負傷交代した。6回1死二塁、三盗を狙ったマイケル・テーラー外野手と交錯。タッチアウトにしたものの、膝を強打した影響でその場に倒れ込んだ。自力では立ち上がれず、トレーナーに抱えられてベンチへ引き揚げていた。
負傷から一夜明け、マンシーが症状について自ら説明した。「(MRI検査の結果)何も断裂していなかった、何も裂けていなかったと聞いて、本当にうれしかった。それを聞いて本当にホッとした」とし、左膝に大きな損傷がないことが分かり、安堵の表情を浮かべた。
ただ、それでも復帰までは6週間ほどかかる見込みで、「最悪のことも考えられたから、(大きな損傷がないことは)いいニュースとも言える。ただ、自分の中では回復までの時間が長く感じられるよ」と胸中を吐露した。
■偉業を見逃し「ショック」
走者との交錯が発生したシーンは、先発クレイトン・カーショー投手が通算3000奪三振にあと1三振に迫っていたタイミングだった。そのため、マンシーは「地面に倒れ込んでいた時、最初に頭に浮かんだのは『クソ、カーショーに余計なことを考えさせてしまったじゃないか』だった。それが本当に嫌だった。早くベンチに連れて行ってほしいと思ったよ」と振り返った。
そして「レントゲン室に入ったら、大きな歓声が聞こえてきたんだ。『(3000奪三振の瞬間を)うわ、見逃した』と思ったよ。正直、それが一番のショックだった」と話し、グラウンドで直接カーショーを称えることができなかったことを悔やんだ。
マンシーは今季、81試合に出場して打率.250、13本塁打、55打点を記録している。
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A closer look at the Max Muncy injury
I'm gutted
Really hoping for a miracle diagnosis being not as severe as it looks pic.twitter.com/JnMeKWMVse
— Blake Harris (@BlakeHHarris) July 3, 2025