
マリナーズのカル・ローリー捕手は4日(日本時間5日)、本拠地T-モバイルパークでのパイレーツ戦に「3番DH」で先発出場。初回の第1打席に今季34号、6回裏の第3打席に35号アーチを放った。35本塁打は自身のキャリアハイ、前半戦での到達はケン・グリフィーJr.に並ぶ球団記録となった。
ア・リーグ本塁打部門と打点部門では、2位のアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)とはいずれも3差のトップ。両リーグでも二冠王に立っている。
◆【全球ハイライト動画】メジャー“最強捕手”ローリーのアーチ量産が止まらない!この日は右打席で左翼へ2発!ついに今季35号に到達!
■自身のキャリアハイも更新
スイッチヒッターのローリーはこの試合、初回の第1打席に右打席で本拠地左翼スタンドの二階席へ34号2ランを運ぶと、3点リードの6回裏には、再び右打席でブルペン席へ飛び込む35号ソロを記録。昨季の自身キャリアハイを早くも更新した。
マリナーズの球団公式Xによると、前半戦での35本塁打は、グリフィーJr.と並ぶマリナーズの球団タイ記録に。オールスターまで8試合残されており、新記録達成の可能性も高い。1試合2発は6月20日(同21日)以来となる今季7回目で、アルバート・プホルスやベーブ・ルースらに並ぶメジャー歴代2位。レジー・ジャクソンの持つ最多記録8回にあと「1」と迫った。
ア・リーグ本塁打部門では、この日32号アーチを放ったジャッジと再び3本差。打点部門でもトップ。両リーグ二冠王を快走している。
現在28歳のローリーは、2021年にメジャー初昇格を果たし、翌22年に27本塁打、23年に30本塁打、昨季は34本塁打と長打力を発揮。守備ではゴールドグラブ受賞者から1名だけ選出されるプラチナグラブ賞を獲得するなど、攻守で圧倒的な存在感を見せている。マリナーズが誇る史上最強捕手から今後も目が離せない。
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ローリーの今季34号2ラン、35号ソロ全球ハイライト