
カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手は4日(5日)、本拠地リグレーフィールドでのカージナルス戦に「4番中堅」で先発出場。2本の本塁打を放つなど、4打数4安打2打点の大活躍。得意の守備でも美技を披露した。
「PCA」の愛称で知られる23歳は、今季ここまで23本塁打でカブス打線をけん引。メジャー屈指の俊足で、中堅手守備でも抜群のパフォーマンスを見せている。
◆【実際の動画】PCAの超絶美技!角度14度の弾丸ライナーをダイビングキャッチ!捕球確率わずか「5%」
■広大な守備範囲で美技を連発
PCAは初回の守備で、相手2番メイシン・ウィン内野手が放った弾丸ライナーを横っ飛びで好捕。MLB公式によると、角度14度、速度105.8マイル(約170.2キロ)の一打は、捕球確率わずか5%の打球だった。
メジャー屈指の守備力を誇るPCAは今季、中堅手としてはナ・リーグトップのOAA(Outs Above Average)+12を記録。平均よりどれだけ多くのアウトを奪ったかを示す指標でも、圧巻の好成績を誇る。とりわけ、捕球確率0%から25%「5つ星」の打球で9回のアウトを記録。2位に5つ以上の差をつけてトップを独走している。
今季のスプリントスピード「29.6フィート/秒」は、メジャー全体で11位タイ。屈指の俊足がもたらす広大な守備範囲が魅力だ。
カブスの球団公式Xは「これがピートがオールスターの先発メンバーに選出される理由だ」と、動画を添えて速報。攻守で躍動する23歳に賛辞を贈った。
◆【実際の動画】PCAの超絶美技!角度14度の弾丸ライナーをダイビングキャッチ!捕球確率わずか「5%」
◆「最高の打線」胸張るPCA……カブスが球団新“1試合8本塁打”で大勝 鈴木誠也は元巨人マイコラスから先制24号
◆【動画アリ】怖すぎる……大谷翔平の強烈“155キロ”弾丸ライナーが投手直撃 遊撃手がノーバウンド捕球の「珍プレー」に
pete's a starter for a reason. pic.twitter.com/7GcdlrZdnP
— Chicago Cubs (@Cubs) July 4, 2025