
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地ドジャースタジアムでのアストロズ戦に投打二刀流で出場予定。相手先発は、メジャー8年目のフランバー・バルデス投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、過去の対戦成績などを振り返る。
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■通算成績は36打数5安打と苦手に
2021年に本塁打を記録相手先発は、31歳の技巧派左腕バルデス。2018年にアストロズでメジャーデビューを果たすと、21年から4年連続二桁勝利を継続中。今季も17先発で9勝4敗、防御率2.72の好成績を残している。
球種割合のおよそ半数44.6%が、平均94.2マイル(約151.6キロ)のシンカー。34.0%が被打率.175の決め球カーブ、18.2%のチェンジアップと続く。左打者にはスライダーも駆使するが、フォーシームは殆んど投じない。ゴロ率「61.8%」はメジャー上位3%に位置し、打ち上げるのが困難なグラウンドボールピッチャーだ。
大谷はバルデスと通算43打席対戦し、36打数5安打6四球。本塁打は1本のみ、12三振で打率.139に抑え込まれている。シーズンで60%以上を誇るハードヒット率も、対バルデスでは20.8%まで低下。エンゼルス時代から攻略には至っていない。誕生日に今季4度目のマウンドに上がる二刀流は、天敵左腕からアーチを放てるか。
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■試合情報
ドジャースvs.アストロズ試合開始:日本時間7月6日(日)8時15分中継情報:NHKBS1/サブ102ch、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports3