
卓球の「USスマッシュ2025」は7日(日本時間8日)、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング19位の長﨑美柚(木下アビエル神奈川)は同4位の王芸迪(中国)と対戦。ゲームカウント0ー3で敗れ1回戦で敗退した。
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■第2Gでは「TTR」申告も
長﨑は6月の「WTTスターコンテンダー リュブリャナ」を制するなど好調を維持。そんななか、1回戦でいきなり中国トップの王芸迪相手に現在地が試された。
第1ゲームの立ち上がりは王芸迪が手堅い両ハンドを軸に、長﨑に5点のリードを奪う。長﨑は鋭いバックハンドにフォアも織り交ぜ、中盤にポイントを取る。それでも、最後はフォアが外れ、5-11で王芸迪に先手を許す。
第2ゲームは2-2からのラリーを制するなど長﨑も序盤攻勢に出る。中盤ま点の取り合いとなったなか、5-5からの長﨑のサービスに対して王芸迪が「TTR(テーブル・テニス・レビュー)」を申告し王芸迪のポイントに。その後、長﨑がチキータなどで1点差に詰め寄ると、9-10から王芸迪がタイムアウト。直後のラリーで長﨑がフォアを振るがわずかに外れ、9-11で王手をかけられる。
第3ゲームは序盤に王芸迪がリードを奪ったなか、長﨑が粘り強いラリーで連続ポイントを奪い6-7と1点差に。しかし、王芸迪の牙城を崩すには至らず。7-11で落とし、ストレートで敗れた。
大会前から好調を維持してきた23歳サウスポーは初戦で激突した中国の壁を崩すには至らなかった。
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