
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブルワーズ戦に出場予定。相手先発は、メジャー1年目のジェイコブ・ミジオロウスキー投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、球種割合や特徴を掘り下げる。
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■キャリア初対決で攻略できるか
ミジオロウスキーのデビュー登板相手先発はルーキー右腕のミジオロウスキー。2022年のドラフト2巡目全体63位でブルワーズに入団すると、今季6月12日(同13日)にメジャーデビュー。初登板で5回無安打無失点、続く6月20日(同21日)の登板でも6回まで走者を許さない投球で、新人先発投手として1900年以降史上最長の「デビューから連続11イニング無安打投球」と圧巻のパフォーマンスを見せた。
球種割合の半数以上55.6%が高回転のフォーシームで、球速は最速102.4マイル(約164.7キロ)、平均99.2マイル(約159.6キロ)を誇る。さらには切れ味抜群のスライダーが29.4%、未だに被打率.000のカーブとチェンジアップも織り交ぜる。粗削りな面も多いが、球威はメジャーでも最高クラス。今季最大の注目を集める怪物右腕だ。
大谷とドジャース打線は、ミジオロウスキーとメジャー初対決。直近4試合では計7得点に留まり、現在4連敗中。剛腕ルーキー攻略で連敗ストップなるか。大谷の7試合ぶり31号アーチにも期待したい。
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■試合情報
ドジャースvs.ブルワーズ試合開始:日本時間7月9日(水)8時40分中継情報:NHKBS1/サブ102ch、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports3、ABEMA無料