
卓球の「USスマッシュ2025」は7日(日本時間8日)、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング24位の平野美宇(木下グループ)は同90位のアンドレア・ドラゴマン(ルーマニア)と対戦。ゲームカウント3-1で2回戦進出を決めた。
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■「実力を見せつけた」
平野は2回戦で敗れた5月の「ITTF世界卓球選手権ファイナルズ・ドーハ大会(個人戦)」のあと、中国超級リーグへ参戦したもののWTTシリーズには参戦せず。アメリカでのグランドスマッシュで復帰を果たしたなか、ルーマニア選手相手に第1ゲームこそ落としたものの、第2ゲーム以降立て直し、3ゲームを連取する形で初戦突破を決めた。
そんな25歳の様子を中国メディア『捜狐』も伝えており、「ミウ・ヒラノはスロースタートを露呈した」としつつも、「タイムリーに戦術修正を図ってドラグマンを逆転し、要所を制する実力を見せつけた」と試合途中の修正力が光ったと分析している。
2回戦へ勝ち進んだ平野の前に立ちはだかるのが世界ランキング10位の申裕斌(韓国)。両者の戦いで思い出されるのが昨夏のパリ五輪で、シングルス準々決勝で戦った平野はゲームカウント0-3の劣勢から追いつき、一時はマッチポイントを奪う死闘を演じたものの、最後は申裕斌の前に屈した。
記事内では「シン・ユビンとの『リベンジ戦』では彼女の精神的、技術的な安定性が試されることになる」と予想。日韓の実力者同士の一戦に関心を寄せている。
ラスベガス開催となっているUSスマッシュの1回戦を逆転で制した平野。2回戦で迎える申裕斌との大一番で、韓国のエース相手にどのような戦いを見せるのか。
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