ドジャースの大谷翔平は13日（日本時間14日）、敵地オラクルパークでのジャイアンツ戦に「1番DH」で先発出場。申告敬遠を含む3打数1安打2四球2得点で、チームの勝利（5ー2）に貢献した。
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■16日のオールスター出場にも注目
ドジャースがオールスター（球宴）前最後の連戦を勝ち越しで締めた。
大谷はジャイアンツとの3連戦初戦で32号アーチを放つと、第2戦では「投手兼DH」として出場し、投手として3回無失点に抑える好投でチームの連敗を7で止めた。この日はあと少しで本塁打という惜しいあたり2つを含む3打数1安打2四球2得点をマークし、要所で得点に絡む活躍で2連勝に貢献した。
一方、この日先発を務めた山本由伸投手は7回91球を投げて3安打7奪三振無失点の好投を披露。9勝目の権利を得てマウンドを降りるも、9回の2ー0、あと2人で終了の場面で3番手のタナー・スコット投手が被弾。2ランを浴びて試合は一時振り出しに戻り、山本の勝利が消えた。
2ー2の同点で迎えた延長11回、先頭打者・大谷は申告敬遠で出塁すると、球宴にも選出されたフレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手の連続適時打で大谷がホームに生還。さらに、アンディ・パヘス外野手がダメ押し適時打を放ち5ー2とジャイアンツを一気に突き放した。11回裏を無失点に抑えドジャースは勝利。一時同点に追いつかれるも、見事な追い上げを見せ球宴前最後の試合で7連敗の流れを断ち切る連勝を収めた。
大谷は前半戦を終え、95試合に出場して打率.276、32本塁打、60打点をマークし、本塁打数、得点（91）、長打率（.605）、OPS（.987）の4部門でリーグトップの成績を収めた。
明日14日（同15日）にはホームランダービー、オールスターゲームが15日（同16日）にブレーブスの本拠地、トゥルイスト・パークで開催される。球宴にはドジャースから大谷、フリーマンのほか、山本、2日（同3日）に3000奪三振の快挙を達成したクレイトン・カーショー投手、ウィル・スミス捕手が選出されている。山本は出場登録から外れているものの、大谷は出場予定。オールスターでの二刀流の打席にも注目が集まっている。
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