
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は15日(日本時間16日)、ブレーブスの本拠地トゥルーイストパークで行われているMLBオールスターゲームに2回表から2番手として登板。2人の打者に6球を投げ、無安打1奪三振無失点に抑えた。
11度目となるオールスターにレジェンド枠で選出された左腕が見せた投球に、球場内では大歓声が巻き起こった。
◆【実際の動画】11度目選出で球宴好投のド軍カーショーにロバーツ監督も笑顔 拍手喝采に包まれたレジェンド左腕の降板シーン
■史上20人目の3000奪三振も達成
カーショーはドジャース18年目となったシーズンで前半戦10試合に登板し、4勝1敗、防御率3.38と貴重な役割を果たした。2日(同3日)のホワイトソックス戦では史上20人目の3000奪三振を達成した37歳が、コミッショナーの決定によるレジェンド枠で選出されると、オールスターでは2回表のマウンドに上がった。
カーショーはいきなり38本を放ち、メジャー全体で本塁打トップを走るマリナーズのカル・ローリー捕手と対峙。今季のメジャー最強打者に初球のフォーシームを捉えられたが、左翼を務めたカブスのカイル・タッカー外野手の好守でアウトに抑える。さらに、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr. 内野手にはフォーシームとカーブで追い込むと、最後は86.9マイル(約139.9キロ)のスライダーで空振り三振に打ち取った。
ここでナ・リーグを率いるデーブ・ロバーツ監督がマウンドに上がり、カーショーはお役御免。ウィル・スミス捕手やフレディ・フリーマン内野手など自軍のチームメイトともハイタッチを交わすなど、トゥルーイストパークの大声援を受ける形でマウンドを降りた。2/3回6球を投げ、無安打1奪三振無失点に抑えたレジェンドに対し、MLB公式も「クレイトン・カーショーがオールスターに存在する」と敬意を払った。
ドジャースの大谷翔平投手やヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手など、前半戦を湧かせたスーパースターが競演を果たしているなか、特別枠で出場したメジャー18年目の元サイ・ヤング賞左腕も祭典に彩りを加えた。
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◆もっとも大きな歓声を受けたのは……ブレーブス最大の功労者 ASゲームで古巣凱旋「ファンは今でもフリーマンを愛している」
Clayton Kershaw exits at the #AllStarGame 👏 pic.twitter.com/Vcw9BgjIIN
— MLB (@MLB) July 16, 2025