
第61回小倉記念(20日/GIII、小倉芝2000m)には、上がり馬のメリオーレムやシェイクユアハート、重賞経験豊富なディープモンスターやハピなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ラスカンブレス」を取り上げる。
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■ラスカンブレス
デビュー前の2歳暮れの段階で古馬3勝クラスの短距離馬を全く相手にしなかったほどの脚力の持ち主。成長を妨げぬよう急がせることなく時間をかけてジックリと整えてきた結果、いよいよ4歳夏に初重賞挑戦となる。
この中間の同馬の馬体は、はち切れんばかりにハリ艶よし。ただでさえ見栄えの良いブリックスアンドモルタル産駒であるが、胸前、トモを中心にこれでもかと言うほどにパンプアップしていた。その結果、いざ動かせば、遊び遊びながらでCWコースを3F37秒前後でコンスタントにマークしていた。
最終追いで遅れはしたが、前走時も最終追いで遅れ入線。これ自体に問題はなく、むしろ見せかけの筋肉ではなく、しっかりと走るためにスピードとパワーの源を充実させた走りに好感を持てる。小回りの小倉コースは決して向いているとは言い難いストライドだが、本格化ムードの今ならねじ伏せてしまっても不思議はない。
総合評価「A」
■小倉記念2025 調教動画
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