
シカゴ・ブルズは19日(日本時間20日)、河村勇輝と2way契約を締結したと発表した。サマーリーグ「NBA 2K26 SUMMER LEAGUE 2025」での活躍が評価された24歳について、シカゴの現地メディアも報じるなど高い関心が寄せられている。
◆【動画あり】河村勇輝、ブルズと2Way契約締結に称賛の声「際立った活躍を見せた」 サマーリーグでのアピール成功、2年目に高まる期待
■サマーリーグでアピール成功
ブルズの一員としてサマーリーグのロースターに名を連ねた河村は、ここまで5試合に出場し平均23.9分の出場時間で平均10.2得点、6.2アシスト、2.2スティールを記録。継続的に印象的な活躍を見せて、アピールに成功した。
そんな日本人について地元メディアの『シカゴ・トリビューン』は、「シカゴ・ブルズ、NBAで最も身長が低いガード、ユウキ・カワムラと2Way契約を締結」と題した記事を掲載し、この一報を伝えている。
記事内では、「ブルズはNBAのサマーリーグでルーキーのノア・エセンゲと2年目のフォワード、マタス・ブゼリスの活躍に注目して挑んだが、カワムラはすぐに注目を集めた」と期待の若手2選手とともに河村にもスポットを当てており、「カワムラはラスベガスでブルズに強い印象を与え、その勤勉さと創造性がチームメイトとコーチから称賛された」と献身的なプレーに高い評価が与えられている。
なお、今回の焦点となっていたのがブルズの2Way契約の枠だが、記事によるとブルズは河村との契約のためにジャミール・ヤングを解雇したとのこと。エマニュエル・ミラー、ラクラン・オルブリッチとともに日本人ポイントガードもその枠を勝ち取った。
河村はメンフィス・グリズリーズで過ごした昨シーズン、日本史上4人目のNBAデビューを果たすなど、トップリーグでは22試合の出場で平均4.2分の出場で1.6得点、0.9アシストを記録した。実績を積んで2年目は“神様”マイケル・ジョーダンらがプレーしたブルズの一員として戦うことになる河村。名門で躍動する瞬間は見られるのか。
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