
27日に新潟競馬場で行われる第60回関屋記念(GIII、新潟芝1600m)には、ヴィクトリアマイルから巻き返しを狙うボンドガール、府中牝馬S2着馬カナテープ、今年のニュージーランドT勝ち馬イミグラントソングらが出走予定。
ここでは、過去10年から予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■前走東京組が他を圧倒
今年から施行時期が7月半ばに変更された関屋記念。過去10年で8連対の中京記念が8月に施行時期変更の運びもあり、今回は過去10年データから前走競馬場別成績をローテーションの参考材料とする。
・東京【4.2.6.52】・京都【2.1.1.7】・中京【1.5.2.27】・阪神【1.2.1.18】・福島【1.0.0.8】・小倉【1.0.0.1】
前走競馬場別では東京組が他を圧倒。同じ左回りの舞台ということで関連性の強さがうかがえる。今年はボンドガール、イミグラントソングら上位人気濃厚な馬たちが該当した。
そんな東京組で注目したいのはイミグラントソング。同馬に当てはまる前走NHKマイルC組は【1.0.2.3】馬券内率50%と優秀な成績だ。好走馬のプリモシーン、ソングラインと同じく左回りの勝利実績を有する点も大きな後押しとなる。
好走率なら前走京都組も負けていない。昨年は該当馬が1~3着を独占しており、近年注目のローテーションと言えるだろう。フォーチュンタイムは2月以来の実戦となるが、マイル替わりで反撃を目論む。
■ボンドガールは「0.0.1.7」の不振データ該当
イミグラントソングと同じ前走東京マイル組でも、ボンドガールは不振データに該当。前走ヴィクトリアマイル組は【0.0.1.7】と良績に乏しく、1番人気馬3頭がいずれも連対外。秋華賞2着など積み重ねた実績はトップクラスだが、今回はローテーションがネックとなりそうだ。
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