
MLBは25日(日本時間26日)、ヤンキースがロッキーズからライアン・マクマーン内野手をトレードで獲得したと発表。常勝球団に新たな戦力が加わった。
30歳の三塁手を補強したことで、ナ・リーグ本塁打王争いで話題のエウヘニオ・スアレス内野手(ダイヤモンドバックス)の移籍先候補からは外れたと見られている。
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■「古巣マリナーズかカブスが有力」
マクマーンを獲得したヤンキースは、グリフィン・ヘリングとジョシュ・グロスの若手2投手をロッキーズへ放出する予定と米複数メディアが伝えている。
ヤンキースに移籍が決まったマクマーンは、2013年のドラフト2巡目全体42番目でロッキーズに入団。主に三塁手のレギュラーとして通算1010試合に出場、打率.240、140本塁打、OPS.743の成績。今季は16本塁打を放っているものの、打率.217に留まっている。
年間20本塁打が期待できるパンチ力に加え、安定した守備力も魅力。打者天国クアーズフィールドの恩恵はなくなるが、左打者に有利なヤンキースタジアムで存在感を見せられるか。
また、マクマーンの加入により、同ポジションのスアレスはヤンキース入りがほぼ消滅。米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者によると、古巣マリナーズとカブスが依然として移籍先の最有力候補に挙がっているという。
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