
アスレチックスのニック・カーツ内野手は25日(日本時間26日)、敵地ミニッツメイドパークでのアストロズ戦に「2番DH」で先発出場。6打数6安打8打点の猛打爆発でチームの勝利に貢献、新人史上初の1試合4本塁打を記録した。
22歳のカーツは今季メジャーデビュー。ここまで23本塁打を放ち、同僚の安打製造機、ジェイコブ・ウィルソン内野手とともに新人王有力候補と目されている。
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■同僚の23歳ウィルソンと新人王争う
今季4月23日(同24日)にメジャーデビューを果たしたカーツは、昨季のドラフト1巡目全体4位でアスレチックスに入団した左投げ左打ちの一塁手。
5月13日(同14日)にキャリア初本塁打を記録すると、徐々に持ち前の長打力を発揮。この日は初回に左前打、2回に左翼への20号2ラン、4回に適時二塁打、6回と8回にそれぞれ21号22号ソロを放ち、9回には23号3ランと打ちまくった。
MLB公式によると、1試合4本塁打はメジャー史上20人目で新人としては初の快挙。球団史上でも初となる金字塔を打ち立てた。計19塁打は、2002年5月23日(同24日)にショーン・グリーンが記録したメジャー最多に並ぶという。
わずかマイナー33試合の経験でメジャー昇格を掴んだ怪物スラッガーは、6月に7本塁打、7月はこれで11本塁打目。昨季デビューした23歳の好打者ウィルソンとともに、チームの中軸を担う存在となりそうだ。
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