
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地フェンウェイパークでのレッドソックス戦に出場予定。相手先発は、メジャー5年目のギャレット・クロシェ投手。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』より、過去の対戦成績などを振り返る。
◆大谷翔平の前を打つリードオフは……「ベッツよりもクワンが適任」と米メディア “安打製造機”の獲得で「問題は解決できる」
■通算5打数無安打4三振と苦戦
相手先発は26歳の剛腕クロシェ。2020年のドラフト1巡目全体11位でホワイトソックスに入団。昨季先発投手に転向し、今季からはレッドソックスに移籍。21先発で11勝4敗、防御率2.19と圧巻のパフォーマンスを見せている。
投球割合の40.5%が、平均96.2マイル(約154.8キロ)の高回転フォーシーム。28.6%がカットボール、13.3%投じるシンカーは今季被弾なし。右打者にはスイーパーやチェンジアップも織り交ぜる。奪三振割合30.6%は、メジャー上位10%に位置し制球力も抜群。タリク・スクーバル投手(タイガース)と並ぶ、球界屈指の左腕だ。
大谷はクロシェと通算5打席対戦し、5打数無安打4三振と苦戦している。7月は月間打率.208と調子は今ひとつだが、前日まで5試合連続本塁打を放つなど、要所でアーチは量産。苦手左腕攻略の一発、2試合ぶり38号は飛び出すか。
◆スアレスは古巣復帰か、マリナーズ移籍にも寛容「シアトルには心の一部を置いてきた」 大谷翔平らとの“本塁打王争い”については……
◆スアレスの移籍先候補、ヤンキースは「ほぼ消滅」 ロッキーズから“守備型”三塁手マクマーンを獲得
◆「レッドソックスの関心はドジャースの若手捕手に集中」と米メディア報道 デュラン、メイを巻き込む大型トレードに発展か
■試合情報
ドジャースvs.レッドソックス試合開始:日本時間7月27日(日)8時15分中継情報:NHKBS1、MLB.tv、SPOTVNOW、J Sports3、Amazonプライムビデオ