
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
第3試合のフライ級GP1回戦「伊藤裕樹 vs. エンカジムーロ・ズールー」は、伊藤裕樹が判定勝ちした。
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■「派手にフィニッシュではないので……」と苦笑い
伊藤は試合後インタビューでズールー戦を振り返り、「全体的にシャープなイメージだったが、打撃は思った以上に硬かった。岩みたい」とズールーの想定外の打撃を評価。距離感に苦労したが、2ラウンド目からペースをつかめたと語った。顔に目立った怪我のない伊藤だが「初めて血尿が出ました」と死闘の影響を語った。
フライ級GP1回戦はこの日、5試合が行われ元谷友貴、扇久保博正、伊藤裕樹、アリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン共和国)、神龍誠が勝利。2回戦は9月に名古屋で行われる。しかし、2回戦に進むのはファンや有識者の投票で選ばれた4選手のみで、1回戦の勝者の中から1人はトーナメント脱落となる。
伊藤は予想通りの5人が勝ち上がったとし、地元での試合を「これ以上ないチャンス」と語った。しかし、「僕名古屋出身じゃないですか。いけるかなと思ったら……」と切り出す出と、自身以外の4人の勝者が元タイトルマッチ経験者の元谷、絶対王者の扇久保、KO勝ちのガジャマトフと神龍だったことで「俺、判定。これもしかしたら地元名古屋で1人脱落するってなったら……これ俺脱落したらやばいんじゃね!?内心ビクビクしています」と不安を吐露。「派手にフィニッシュではないので……不安要素はある」と苦笑いした。
果たして2回戦に進出する4人は誰になるのか。トーナメントの行方から目が話せない。
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