
各国から選出されたトップジョッキーが12騎手4チームの対抗戦・シャーガーカップは9日、英・アスコット競馬場で開催。
JRAの坂井瑠星騎手と岩田望来騎手はインドのスラジ・ナレドゥ騎手と「アジア選抜」のメンバーとして出場し、見事に総合優勝を飾った。
◆【札幌記念2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
■「騎手レベルが明らかに低い」
シャガーカップは世界選抜、英愛選抜、欧州選抜、今年からアジア選抜の4チーム対抗で全6レースの合計ポイントを競うもの。
日本人は最多8度出場の武豊騎手をはじめ、川田将雅騎手、横山典弘騎手、福永祐一元騎手などこれまで14人が出場。昨年は女性選抜に、藤田菜七子元騎手が2度目の出場を果たし注目を集めた。
地元英メディアは同大会を連日取り上げたが大会後、英レーシングポスト電子版では英競馬関係者の痛烈なメッセージを掲載し物議を醸している。
通算5300勝を誇ったレスター・ピゴット元騎手の娘、ハガス氏は同紙のインタビューを受け、「本当に素晴らしい騎手は何人かいましたが、調教師のあいだでは騎手レベルがいつもより明らかに低いという意見があります。(世界選抜の)ヒュー・ボーマン騎手、カリス・ティータン騎手は素晴らしい騎手です。誰かを責めるつもりはありませんが、ここにいるべきではない騎手が1、2人いるかもしれません」と批評を展開。
続けて「主催者はもう少し騎手を厳選する必要があります」と、選定基準に疑問を投げかけた。
これを受け、アスコット競馬場の広報担当者も同紙インタビューに答え、「コースの経験不足などが影響するケースもある。その点は理解しており、全ての意見を真摯に受け止めます」とコメントを残している。
今年はアジア選抜以外では、世界選抜に前述2騎手に加え、ケイティー・デイヴィス騎手、英愛選抜にホリー・ドイル騎手、ロビー・ドーラン騎手、ジョアンナ・メイソン騎手、欧州選抜にペールアンデシュ・グローベリ騎手、ダリオ・ディ・トッコ騎手、デルフィンヌ・サンティアゴ騎手が参戦していた。
◆【札幌記念2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ