
ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地エンゼルスタジアムでのエンゼルス戦に「1番DH」で先発出場。9回の第5打席にリーグ単独トップの43号ソロを放った。
試合は大谷の本塁打で一時勝ち越すも、最終回にアレックス・ベシア投手が凌げず延長戦へ。10回裏にサヨナラ負けを喫し、4連勝のパドレスに同率首位に並ばれた。
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■最終回の勝ち越し弾も実らず
5-5の同点で迎えた9回表。無死走者なしで大谷は、相手抑えケンリー・ジャンセン投手の決め球カットボールを右翼スタンドへ叩き込む43号ソロをマーク。角度29度、速度114.8マイル(約184.7キロ)の「確信弾」でドジャースがリードを奪った。
ところが9回裏、今季の課題ブルペン陣がまたも綻びを見せる。5番手でマウンドに上がったベシアが、先頭のルイス・レンヒーフォ内野手に中前打を許すと、続くローガン・オハッピー捕手に四球。犠打と敬遠四球で1死満塁から、ノーラン・シャヌエル内野手に同点犠飛を許した。
延長10回裏には、6番手ベン・カスパリアス投手がジョー・アデル外野手に左前適時打を浴びてサヨナラ負け。この日勝利したパドレスに西地区同率首位に並ばれた。
ドジャースは7月に10勝14敗と負け越し、8月もこれで5勝6敗に。オールスター以降で貯金を8つ積み重ねた同地区ライバルと明暗が分かれている。
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