【MLB】土砂降りの中、節目の10勝に到達した菅野智之「あくまで通過点」と強調 指揮官は「雨にも対応している」と信頼寄せる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】土砂降りの中、節目の10勝に到達した菅野智之「あくまで通過点」と強調 指揮官は「雨にも対応している」と信頼寄せる

新着 ビジネス
【MLB】土砂降りの中、節目の10勝に到達した菅野智之「あくまで通過点」と強調 指揮官は「雨にも対応している」と信頼寄せる
【MLB】土砂降りの中、節目の10勝に到達した菅野智之「あくまで通過点」と強調 指揮官は「雨にも対応している」と信頼寄せる 全 1 枚 拡大写真

オリオールズ菅野智之投手が14日(日本時間15日)、本拠地でのマリナーズ戦に先発登板。5回1/3を3安打1失点にまとめ、今季10勝目(5敗)をマークした。試合は5-3でオリオールズが勝利し、好調マリナーズ相手に連勝を飾った。

◆公式サイトが徹底分析……大谷翔平の「新たな決め球」とは? フォーシームは過去最速、スプリットは役割に変化も

■ロジン効かずピッチコムも“水没”

試合ハイライト

菅野は初回、安打(走塁死)と死球を与えたものの無失点でスタート。2回も1死から四球を出したが、後続を封じた。3、4回はいずれも3者凡退に退け、危な気ない投球を継続。5回は先頭ドミニク・キャンゾーン外野手に二塁打を浴びてピンチを背負ったが、ここも後続3人を抑えて切り抜けた。

順調にイニングを重ねた菅野だったが、5-0で迎えた6回のマウンドに立つと天気が急変。試合途中から振り出した雨が強くなり、ロジンも役に立たない状態に。さらにグラウンドは雨で煙り、視界が悪化。捕手のサインが見えないばかりか、ピッチコムも浸水して作動不良に見舞われた。

そして、菅野が1死から安打を許し、カウント1-1となったところで降雨中断。一度ベンチに引き上げたものの、中断が2時間18分に及んだことから続投は見送り。再開後は2番手リコ・ガルシア投手がマウンドに立った。

この救援投手が本塁打を浴びたため、菅野が残した走者が失点となったが、試合は5-3で逃げ切り。結局5回1/3を3安打1失点にまとめた菅野は、節目となる10勝に到達。試合後には「あくまで通過点ですけど、素直にうれしいですし、もっとチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と語った。

■オールドルーキーがエースの働き

渡米初年度で2桁勝利を挙げたのは、日本投手としては史上10人目。見守ったトニー・マンソリーノ監督代行も「ストライクをしっかり投げ、球速も良く、スプリットも良く、制球も良かった。すべてが素晴らしかったよ」と称えた。

さらに「あの流れなら、あと数イニングは投げてくれるんじゃないかと期待していた。本当に残念。彼は今年、雨に振り回されることが多いように感じる。不思議なことに、(ディーン)クレマーが数年前や昨年そうだったように、なぜかそういう巡り合わせがある。でも、ほとんどのベテラン選手がそうしているように、彼もうまく受け止めて対応している」と信頼感を口にした。

10勝はチーム最多。35歳のオールドルーキーが、メジャーでも日本時代と同様にエースとして活躍している。

◆最年長は300勝狙う名投手、ダルビッシュや元NPB助っ人もランクイン 2025年「ベテラン選手年齢順トップ10」

◆ヤクルト村上宗隆、移籍先候補の筆頭はマリナーズか 「ドジャース、メッツ、レッドソックスが続く」と米記者指摘

◆トレードデッドラインで得した球団、損した球団 完全解体、堅実補強、若手の安売り回避…思惑交差で意外な移籍劇も

《SPREAD》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代