
総合格闘家の平本蓮は17日、自身のXを更新。
同日米国シカゴで開催された「UFC319」のメインカード「朝倉海 vs. ティム・エリオット」の一戦について、自身の見解を記した。
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■戦術と指導者に切り込み
平本は試合後に自身のXを更新。「朝倉海選手は持ってるポテンシャルエグいし、ufcで戦うなら堀口さんみたいにアメリカに拠点を本気で移した方がいい気がする」と切り出すと、「なんか宝の持ち腐れというか、あれだけの爆発力があったのに 試合前のミットの映像を見る限りでは打撃のコーチも実績のある専門家に変えた方がいいと思う。良さが消えてる」と指摘した。
さらに、朝倉陣営の“戦術面”についても言及。「一撃で倒すことを意識しないで有効打を10発決めて倒すイメージの方が合ってる気がする」と提言し、「元谷戦のパフォーマンスとか凄かった」とポスト。
2023年5月の「RIZIN.42」で3回スタンドでの膝打撃でKO勝ちした試合を理想の形として挙げた。
また、朝倉の階級については「前回よりも動きは良かったし 階級は合ってると思うけどなー」と、バンタム級に戻す必要性は感じていない様子。
一方で「ストライカーのグラップリングのコーチはMMAグラップリングができる人に教わった方がいい気がする」と再び指導者に切り込み、「その時々でスペシャルコーチとして凄い柔術家を呼んで技術を共有してもらうのは凄く良い勉強になると思うけど」としつつ、土台はMMAに精通したコーチに指導を仰いだ方がよいのではと私見を投稿した。
平本はUFCで戦うならRIZIN元2階級王者の堀口恭司のように拠点を米国に移したほうがいいとの意見を示しているが、朝倉は今回の敗戦を受けてどのような修正を行うのか。
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