
24日に札幌競馬場で行われる第20回キーンランドカップ(GIII、札幌芝1200m)には、今年のNHKマイルC勝ち馬パンジャタワー、アルクオーツスプリント2着から臨むウインカーネリアン、青函Sを制したエーティーマクフィらが出走予定。
ここでは、過去10年から予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■前走北海道シリーズ組が優勢
前走函館スプリントS組が3勝をマーク。同じ洋芝の重賞だけあって、その関連性には確かなものがありそうだ。それはUHB賞をはじめとした非重賞レースも同様で、前走北海道シリーズから参戦する馬の天下となっている。
今年はエーティーマクフィ、ペアポルックス、フィオライアなどが前走函館もしくは札幌組に該当。前走1着馬の好走が目立つレース性質を考えたとき、エーティーマクフィとフィオライアは有力候補と言えそうだ。
・函館スプリントS【3.2.3.30】・UHB賞【2.3.1.41】・ヴィクトリアマイル【1.1.0.1】・アイビスサマーダッシュ【1.0.1.9】・NHKマイルC【1.0.0.3】・葵S【1.1.0.3】・TVh杯【1.0.0.0】・函館日刊スポーツ杯【0.1.0.2】・CBC賞【0.1.0.2】・北九州記念【0.1.0.0】・青函S【0.0.1.4】・高松宮記念【0.0.1.4】・京王杯SC【0.0.1.2】・中京記念【0.0.1.0】・チャンピオンズマイル【0.0.1.0】
前走芝マイルGI組も注目ローテのひとつ。出走回数はさほど多くないが、【2.1.1.7】馬券内率36%と決して悪い数字ではない。NHKマイルC勝利から臨むパンジャタワーは芝1200mで勝ち上がった馬でもあり、スプリントの距離にも対応可能だろう。
■ウインカーネリアンに該当する不振データ
最後に取り上げるのは、アルクオーツスプリントで世界の強豪相手に2着健闘のウインカーネリアン。その実績は断然と言えるが、過去10年で前走芝1200mGI組は【0.0.1.6】と不振傾向にある点は気がかり。昨年もナムラクレアが1番人気5着と凡走を喫しており、臨戦過程のマイナス材料は否めない。
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