
卓球の「ヨーロッパ・スマッシュ2025」は現地時間19日、男女シングルスの2回戦が行われた。有力選手が出場している日本勢が奮闘を見せている。
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■大藤は松島との混合ダブルスでも勝利
女子シングルスで中国勢との戦いに挑んだのが世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)。同18位の銭天一(中国)との戦いでは立ち上がりからサービスが冴え、サウスポーとの相手からミスを誘発する。第3ゲームこそ銭天一のミドル攻めに苦戦する場面も見られたが、相手の変化にも対応しストレートで完勝。3回戦では同5位の王芸迪(中国)との戦いに挑む。
また、男子シングルスでは戸上隼輔(井村屋グループ)が同11位の林昀儒(台湾)相手に圧巻のプレーを披露。かつてTリーグの木下マイスター東京で共闘したサウスポーのサービス、レシーブに好反応を見せ、序盤から試合を支配して2ゲームを先取する。戸上らしい思い切った両ハンドを振るシーンも見られるなど、安定した戦いぶりで台湾のエースを退けた。
大藤沙月(ミキハウス)は松島輝空(木下グループ)との混合ダブルスでシモン・ゴジ、プリティカ・パバド(フランス)ペアを破ると、シングルスでは同68位のオラワン・パラナンに3-0で完勝。さらに、長﨑美柚(木下アビエル神奈川)も同99位のアネット・カウフマン(ドイツ)を3-1で退けて、次戦は同2位の王曼昱(中国)との大一番に挑むことになった。
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