
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は20日(日本時間21日)、本拠地シチズンズバンク・パークでのマリナーズ戦に「2番DH」で先発出場。8回の第5打席で右翼席へ今季45号2ランを放ち、3安打5打点の大暴れ。本塁打と打点でナ・リーグ単独トップに立った。チームは11-2で快勝、3連戦3連勝でマリナーズの投手陣を圧倒した。
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■大谷翔平と熾烈な本塁打王争い
フィリーズ7点リードの8回裏1死一塁、シュワーバーは相手5番手ソーリン・ラオ投手のスライダーを完璧に捉えると、角度40度、速度100.3マイル(約161.4キロ)で高々と舞い上がった打球は、飛距離340フィート(約103.6メートル)の放物線を描き、右翼スタンド最前列へ着弾。2試合連続の今季45号2ランとなった。
試合は終盤にフィリーズ打線が爆発。3連戦で合計48安打を記録するなど破壊力を見せつけ、マリナーズの投手陣を完全に攻略した。
シュワーバーはこの試合、45号本塁打を含む3安打5打点をマーク。本塁打と打点でナ・リーグ単独二冠王に立った。本塁打部門では、ドジャースの大谷翔平投手に1本差をつけている。2022年には46本、23年に47本、昨季は38本と実績は十分。自身最多記録にもあと2本と迫っている。
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