
ナショナルズの小笠原慎之介投手が20日(日本時間21日)、本拠地メッツ戦に7回から3番手として登板。1回を3者凡退で退け、初ホールドを記録した。メッツ先発の千賀滉大投手は5回0/3を6安打5失点で今季5敗目。試合は5-4でナショナルズが勝利し、連敗を2で止めた。
◆【実際の動画】小笠原慎之介、三者凡退でメジャー初ホールドを記録!1回無安打無失点1三振の好投!
■10球中9球がストライク
5-4の7回から3番手で登板した小笠原。まず対峙したのは、昨シーズン大谷翔平投手(ドジャース)とMVPを争ったフランシスコ・リンドーア内野手。カウント1-2からチェンジアップで一飛に抑えると、次に迎えたのはフアン・ソト外野手。大谷超えの超大型契約を結んだスーパースター相手にも動じず、0-1からナックルカーブで二ゴロに仕留めた。
最後は3番スターリング・マルテ外野手を2球で追い込むと、ファールを挟んで再びナックルカーブで空振り三振に仕留めた。
強力メッツ打線をわずか10球で退けたが、そのうち9球がストライク。安定感抜群の投球を披露し、初ホールドをマークした。
ミゲル・カイロ監督代行は試合後、小笠原の投球に言及。「彼は使命感を持って投げている。私はその情熱とエネルギーが大好きなんだ。マウンドに誰かを送り出す時に求めているのは、まさにそれだからだ」と称賛した。
■中継ぎに回り防御率も良化
一方の小笠原は「(中継ぎなど)自分にとって新しい経験ばかりなので、できるだけ楽しんで、取り組んでいけたらと思う」と心境を明かした。
小笠原は7月に先発投手としてメジャーデビューを飾り、2試合に登板したものの結果は出ず。しかし、8月の再昇格からブルペンに回ると本来の力を発揮。14日(同15日)のフィリーズ戦では、リーグ本塁打数トップのカイル・シュワーバー外野手を三振に切って取り、初勝利を記録。そして、この日もソトらメジャー屈指の強打者を封じた。
7月2試合の防御率は9.45だったが、再昇格後はリリーバーとして7試合に登板し、その間の防御率は3.18に良化。ルーキー左腕の評価が急上昇している。
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1点差の7回に登板し、1回0安打0失点1三振の投球を見せました👏
今後の登板にもご注目ください!#日本人選手情報 pic.twitter.com/UhlAQqwG7k— MLB Japan (@MLBJapan) August 21, 2025