
米スポーツメディア『SB Nation』は21日(日本時間22日)、今季ワールドシリーズを制覇する球団をランキング形式で予想。各球団の戦力を分析し、格付けを行った。
圧倒的1位「ティア1」に選出されたのは、30球団最速で80勝目を挙げたナ・リーグ中地区首位を独走するブルワーズ。続いてブルージェイズやドジャース、フィリーズといったポストシーズン常連勢がランクインした。
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■ブルワーズが格付けトップ、唯一の「ティア1」
全30球団トップに選ばれたのが、投打で安定した戦力を誇るブルワーズ。
同メディアは「バランスと勢いを兼ね備えた、最も穴が少ない唯一のチーム」と絶賛。ワールドシリーズ制覇の最有力候補に位置付けた。先発投手は防御率1位の3.42、救援投手は同8位の3.74と堅実。チーム打率.258は同3位、機動力もあり小技も生かせる、隙のない試合運びが目を引く強豪を「異常なまでに強い」と高く評価した。
■ドジャースは「昨季ほどの迫力はない」
昨季からの連覇を目指すドジャースは、全体3位の「ティア2」にランクイン。同メディアは「どの指標で見ても悪いチームではない。しかし、客観的に見れば昨季より劣っており、彼らがそれを自覚しているのは明らか。以前ほど楽しめておらず、注目も集めていない」と厳しい指摘が続いた。
一方で、「それでも、ワールドシリーズを制するかもしれない。彼らの打線は依然として素晴らしい戦力が揃っているし、投手陣も回復しつつあるからだ。もしドジャースを優勝候補から外すなら、それは読者に対して嘘をつくことになる」と記し、世界一連覇にも含みを持たせた。
同記事では「ティア2」2位にブルージェイズ、3位がドジャースで4位にフィリーズを挙げた。パドレスは「ティア3」の6位、ニューヨークの2球団ヤンキースとメッツは進出圏内の中でも最低の「ティア5」に分類されている。
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