
ドジャースのダルトン・ラッシング捕手は24日(日本時間25日)、敵地ペトコ・パークでのパドレス戦に「9番捕手」で先発出場。7回表の第3打席に値千金の今季3号3ランを放った。
この一発でコンビを組んだ先発の山本由伸投手に勝利投手の権利をつけると、勢い付いたドジャースは大事な首位攻防戦を8ー2で制して、ナ・リーグ西地区の同率首位に並んだ。
24歳ルーキーの大活躍に、デーブ・ロバーツ監督とこの日マルチ本塁打を放ったフレディ・フリーマン内野手が言及した。
◆【実際の映像】ベンチの山本由伸も大喜び! 24歳のルーキー捕手ラッシング、“首位攻防戦”で値千金の逆転3ラン
■「あの瞬間の自信を土台に成長していくだろう」
2ー2の同点で迎えた7回表、1死一、二塁の場面でラッシングは、相手2番手ジェレミア・エストラダ投手の3球目高めのフォーシームを振り抜き勝ち越し3ランを放った。
この一発で勝利投手の権利を得た山本は大喜び。笑顔で拍手し、24歳ルーキーの活躍を讃えた。先発の山本は3回に被弾し2失点したものの、パドレス打線を圧倒。6回6奪三振2失点の好投を見せ、今季11勝目を挙げた。
2連敗で迎えた“首位攻防戦”の最終日。負けられない一戦で捕手としても、打者としても大活躍したラッシングに対し、ロバーツ監督は「チームにとっても、彼にとっても大きな意味のある活躍だった」と称賛。「特に若い選手にとっては実績が重要。真の自信を手に入れるには成功が必要だ」とし、「彼はあの瞬間の自信を土台にして成長していくだろう」と今後のさらなる活躍にも期待を寄せた。
また、ラッシングが勝ち越し弾を放つ前後の6回表と7回表に、2打席連続アーチを放ったフリーマンは「彼は試合中ずっとショウヘイに話しかけていたんだ。だから、ショウヘイが彼に何か一助になるものを与えてくれたようで嬉しいよ」と笑顔で語った。
ラッシング自身は試合後のインタビューで「フィールドには多くのスーパースターがいて、試合でプレーするのが楽しい」と所感を述べている。
24歳のルーキーは今季39試合に出場して3本塁打、打率.187をマーク。前回は8月12日(同13日)のエンゼルス戦で同点アーチを放っている。大谷との会話の中で何かヒントを掴むことができたか。今後の活躍にも注目だ。
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Dalton Rushing puts the @Dodgers in front with a 3-run homer 😤 pic.twitter.com/YjxnaEoUaa
— MLB (@MLB) August 24, 2025