
バレーボール女子の「世界選手権(2025世界バレー)」は25日、タイ・バンコクなどで4日目が行われ、世界ランキング4位の日本は同17位のウクライナと対戦。2セット先取されてから3-2の大逆転勝ちを収めて開幕2連勝を飾った。
また、同じく予選ラウンドプールHで戦うセルビアがカメルーン戦でストレート勝利を収めたことで、日本とセルビアが2連勝となり、両者の決勝トーナメント進出が決定した。
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■公式サイトは日本の攻撃力を高評価
23日の初陣、カメルーン戦ではストレート勝ちを飾った日本。
第2戦では0ー2の窮地から、3セット連取し逆転に成功。主将の石川真佑が両チーム最多の29得点を挙げるなど躍動しチームの勝利に貢献した。
劇的な逆転劇を見せた日本は、あと1試合を残した時点で2勝無敗、勝ち点5でセルビア(2勝無敗、勝ち点6)に次ぐ2位に付けており、上位2チームが進出する決勝トーナメント進出を決めた。
『Volleyball World』公式サイトは日本の劇的勝利を報道。「決勝点はミドルブロッカーの山田二千華のモンスターブロックだった。日本は74キルをマークした」とし、57キルだったウクライナと比較し非常にアグレッシブだと攻撃面を高く評価。
特に両チーム最多得点を記録した石川については「26本のスパイクと、3本のキルブロックでチームを牽引した」と称賛した。また、同じくアウトサイドヒッターの佐藤淑乃はサービスエース1本とキルブロック1本で24得点をマークし存在感を放った。
女子日本代表は27日に行われる第3戦で、すでに決勝トーナメント進出を決めた世界ランク8位セルビアと、プールHの首位通過をかけて激突する。
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