
卓球の中国超級リーグは8月29日から9月1日にかけて第3ラウンドが行われた。世界トップの中国選手も参戦した最高峰のリーグに日本からも複数の選手が出場して奮闘を見せた。
◆【実際の画像】平野美宇、中国超級リーグ第3Rも躍動で首位通過に貢献 「次はファイナルでお会いしましょう」と綴ったSNS投稿と試合の様子
■初参戦の17歳は全試合に2点起用
6月の第1ラウンド、7月の第2ラウンドに続いて深圳大学の一員として出場したのが平野美宇(木下グループ)。世界ランキング1位の孫穎莎や同4位の蒯曼らとの共闘も注目された。
そんななか、深圳大学は成都高新若水居(3-0)との初陣を皮切りに、黄石基地(3-2)、山東魯能(3-1)、上海龍騰(3-2)をそれぞれ下して通算9勝1敗の首位で決勝ラウンドへ進出。平野はシングルスでは1勝1敗、蒯曼とのダブルスで2勝を挙げる活躍で今シリーズ全勝を維持したチームの躍進に一役買った。
また、第3ラウンドで初出場となったのが成都高新若水居の張本美和(木下グループ)。中心選手としての活躍が期待された17歳は全4試合で2点起用され、シングルスでは3勝1敗、ダブルスで2勝2敗と奮闘。チームは最終戦の黄石基地で初勝利を収め、通算では1勝9敗の成績だった。
男子では18歳の松島輝空(木下グループ)が山東魯能の一員として出場。チームは今シリーズ2勝2敗の成績となったなか、シングルスでは7試合で4勝3敗、ダブルスでは3試合で2勝1敗と中心選手として起用され貴重な経験を積んだ。
平野、張本美、松島という日本の実力者たちが参戦した中国超級リーグの第3ラウンド。各選手がそれぞれのチームで貴重な役割を担い、最高峰の舞台で躍動した。
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